※本記事にはプロモーションが含まれます。
皆さんこんにちは。
今回は、人前でのスピーチや大切なプレゼンの際に極度にあがってしまう人、「あがり症」の人向けに、それを克服するための方法を記載した「あがっても大丈夫! 3秒であがり症を克服する技術」という本について紹介します。
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皆さんは、スピーチや上役へのプロジェクトの説明等ですらすらと緊張せずにこなせるタイプですか?
私は結構あがるタイプであり、いわゆるあがり症です。30代も中盤に差し掛かっていますが、中々上がり症が抜けません笑
この本には、そんなあがり症を克服するためのヒントがいくつも隠されています。
読んでみて、役に立ちそうだと感じた内容のまとめをしたいと思います。
目次
あがっても良いと許可すること
人があがってしまう時ってどんな事を考えている時なんでしょうか?
「あがっては駄目だ」「緊張しては駄目だ」
とあがる事に対して否定的な考えがひたすら巡っているのではないでしょうか。
そんな感情に対して否定的にとらえず、
「あがっても大丈夫」「緊張しても大丈夫」
とどんな感情も受け入れる姿勢をとる事で心が安定するのです。
筆者によるとどんな感情も大切であり、自分に必要だからそこに存在するといいます。
緊張も不安も大切なものとして受け入れる事で、あがり症は自然と和らぐのです。
あがっても落ち着く技術を身に付ける
この章では、あがってしまった時に落ち着きを取り戻すいくつかの方法について説明しています。
その中で面白いなと感じたのは、
「お腹を意識するだけ!」という方法です。
人は緊張している時には、「地に足がつかない」や「うわのそら」という言葉があるように、緊張している状態では意識が頭の上のほうにあるそうです。
そこで、おへその下の方にある「臍下丹田(せいかたんでん)」に意識を集中させることで、集中力や理解力が増し落ち着きを取り戻す事ができるというのです
なるほど、確かに私も緊張している時の事を考えると、どうも頭がクラクラするような感覚に襲われることがあります。
今度緊張した際は、これを思い出して実践してみようと思います!
あとユニークだと感じた方法は「ある人をイメージするだけ!」
というものです。
これは簡単にいうと、うまくできるであろう人物をイメージして、その人になりきる事でパフォーマンスがあがるという方法です。
会社などで他人の発表を聞いていると、いいなー、この人のようにしゃべる事ができたらなーなんて思う事はありませんか?
そんな、理想の人物像を頭に思い浮かべなりきるだけで、緊張から解き放たれるらしいので、みなさんも試してみたら如何でしょうか?(私も試してみたいと思います!)
質問への恐怖に打ち勝つには?
人前であがってしまう際に、最も恐れている事はなんでしょうか?
それは「質問されること」ではないですか?
私があがる原因を考えると、スピーチそのものというよりはまさにこれなんです。
全然準備していないような突拍子のない質問がくると割と頭の中のものが全部吹っ飛びます笑
ここでは、そんな質問への不安に対処する方法について紹介されています。
例えば、相手から質問がきたら「あなたの質問は~に対して~という事ですね?」と復唱すると良いらしいのです。これは、まず相手との信頼関係を気付き質問者の攻撃的な感情や、興奮した感情を和らげる事に有効らしく、アメリカの先住民が使っていたトーキングスティックなるものの性質を利用した方法です。
人は自分が理解されたと感じると心が落ち着き、攻撃的な感情が無くなります。そこで、相手の質問を復唱し相手が理解されたと感じれば質問者の攻撃的な感情が消え、場がスムーズに進みだすのです。
スピーチしている時は、自分のことばかり考えがちですが、聞いている相手も人間であるという事を意識していれば、より良いスピーチにできるかもしれません。
最後に
今回の紹介はどうだったでしょうか?
ここで紹介した内容の他にも、本書ではあがり症に対する様々な対処方法が記されています。
人前で緊張する人にはぜひ一度読んでもらいたい本です。
それでは今日はこの辺で!ノシ
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